インドは暑い日が多い国ですが、特に雨季のインドは高温多湿で不快指数もMAXです。
でも、実は日本の暑さもインドに負けていません!
「インドより日本の方が暑いよ・・・」
そんな風に言うインド人も実は多いです。
日本には暑い夏を乗り切るための様々なグッズがありますが、インドでも通用するのか?
そんな疑問がわいたので、雨季真っ只中で蒸し暑い7月のインドで使ってみました。
おすすめポイントと共に紹介していきますので、ぜひ最後までご覧ください。
日本の暑さ対策グッズ 今回試したのはこれ
今回はインドで使うことから、『手軽さ』を重視して選抜しています。
【選抜落ち】
日本で人気のこちらのアイテム、インド事情を考慮し、残念ながら選抜落ちとなりました。
ハンディファン:かさばる&気温が高いと逆効果とも言われているため
クールリング:インドの暑さは40度超え、太刀打ちできない事は明らかのため
今回のインド旅に同行させた暑さ対策グッズはこちらの6点です。
- ドライインナー
- UVメッシュパーカー
- 使い捨て冷却タオル
- 衣類用クールスプレー
- ボディ用ウェットシート
- クールローション(シャワー用)
結論、過度な期待は禁物!!!
よく考えてみれば、40度の暑さでは(しかも屋外!)何をやっても暑いです・・・
様々な工夫がされた日本の暑さ対策グッズですが、さすがに歯が立たないのも納得です。
とは言え、使い方次第ではおすすめできる物もありましたので、一つずつ紹介していきます。
日本人の保有率100%?! ドライインナー
おすすめ度 ★★★★★

夏の必需品と言っても過言ではない、夏用ドライインナー。
UNIQLOのエアリズムが有名ですが、外国人旅行者にも大人気の商品です。私のバングラデシュの友人も、エアリズムを大絶賛です。
ドライインナーを着たからといって涼しくなるか?と聞かれると、答えはNoです。
「接触冷感」を売りにしている商品もありますが、効果は・・・
ドライインナーのおすすめポイントは、なんといっても『速乾性』です。
インドで汗だくになっても、冷房の効いたメトロやショッピングモールに少し入るだけで、あっという間に乾いてしまいます。
ドライインナーの中でも、インドではハイネックタイプを愛用しています。
とにかく日差しが強いので日傘を使いたいところですが、街中は人が多く日傘は向いていません。
日焼け対策を同時に行いたい方には、ハイネックタイプをおすすめします。
汗で肌にまとわりつく衣類がさらっとすぐに乾くので、疲労感も和らぎます。
とにかく暑いインド、『快適さ』を求める方にはおすすめのアイテムです。
UV加工が嬉しい メッシュパーカー
おすすめ度 ★★★☆☆

UNIQLOのエアリズムパーカーが有名で、多くの方が着用されているでしょうか。
私のインド旅にも、いつも同行させているアイテムです。
UV加工の薄手メッシュ素材なので、夏におすすめのアイテムではありますが、『暑さ対策』という面では、ちょっと違うように感じました。
重ね着になり、全体的に体にぴったりのデザインなので腕が暑い。。。
ノースリーブや半袖の方にはおすすめできるかも知れませんが、暑さ対策というよりは『日焼け対策』でしょう。
私のインド旅持ち物リストにも入っているのですが、ほとんど出番がないので今後はどうしようかと
考え中です。機内でちょっと上着が欲しい時にはいいんですけどね・・・
使い捨て冷感タオル
おすすめ度 ★★★☆☆

今回は「-3℃が1時間続く!」というこちらを使用しました。
長さが46cmあり、タオルのように首に巻ける長いウェットティッシュです。
確かに使用直後は冷たくて気持ちがいい、ただ、長続きしない・・・
注意書きにも『30℃の屋外で使用した場合』とありますので、やはりインドが暑すぎたのでしょう。
冷たさは持続しませんが、濡れタオルが首にあることで風が吹くとひんやり感があります。
一方で、風がないと濡れた生ぬるいタオルを首に巻いているだけという状況なので、私は30分もせずに外してしまいました。
コスパも悪いので、他の商品で代用できるかな~と感じたアイテムです。
衣類用クールスプレー
おすすめ度 ★★☆☆☆

良い口コミが多かったので期待していましたが、効果がよく分かりませんでした。
確かにスプレー直後の衣類は、ひんやり感があります。
ホテルのようにエアコンがきいている場所であれば、ひんやり感も大幅upです。
でも、一歩外に出てしまうとその効果は全く感じませんでした。風が吹いた時にほんのすこ~しメントールのひんやり感がある程度です。
液体で重さもあるので、わざわざ持って行く必要はないと感じたアイテムです。
ボディ用ウェットシート
おすすめ度 ★★★★☆

大判サイズ、パウダー配合や匂い付きなど、様々な種類があるボディシート。
持ち運びしやすくコスパも良い、おすすめアイテムです。
『汗だくになった体をすっきりさせる』という目的であれば、かなりおすすめです。
これまでのインド旅では使っていませんでしたが、今回使ってみて、なかなかやるではないか~と感じました。
インド旅で歩き回ることの多い私は、常に汗だくになっています。
冷たいシャワーを今すぐ浴びたい!と思うことも多いですが、なかなかそうも行きません。
そんな時、トイレに行って全身をボディシートで拭くだけで、さっぱり爽快!
クール感は長続きしませんが、パウダー配合のシートであればさらさら感は比較的長続きします。
携帯しやすくコスパも文句なし、インド旅の持ち物リストに加えようかと思います。
男性用の大判サイズがおすすめです。
お風呂で使う クールローション
おすすめ度 ★★★☆☆

日本では以前より使っていたのですが、今回初めてインドでも使ってみました。
結論、さらさら感が長続きしてとても快適でした。
シャワーを浴びてすぐに外出した時も、比較的長くクール感&さらさら感が残っていました。
インドでこの効果があれば十分と思えるレベルです。
効果的には★4つでもいいくらいなのですが、マイナスポイントは液体で重いということです。
小分けにすれば機内持ち込みOK&重さはさほど気にならなくなるので、荷物と相談しながらかな~
という印象です。
LCCを使用しない方であれば、間違いなくおすすめのアイテムです。
番外編:日本の手ぬぐい最強説
普段からインド旅に持って行く、日本の手ぬぐい。
ホテルで簡単に洗濯できる&乾きやすいので、ハンカチとして使っていました。
どこも人が多く日傘が適さないインドでは、ドゥパタ(薄手のストール)を頭から被って暑さ対策することも多かったのですが、このドゥパタ、2メートルほどある大判サイズなので、ぐるぐる巻くと暑い・・・
今回のインド旅では、手ぬぐいを頭に被り、顎下で結んで日よけにしていました。
「あれ、、、意外といい、、、」
強烈な日差しから頭をしっかり守ることができ、おでこにあたる部分をすこし折れば生地に張りがでるので、帽子のツバのようにして被ることもできます。
頭を覆うだけでもかなり快適になったので、手軽でおすすめです。
ただ一つ、見た目を気にしないのであれば、、、
少し濡らしてから被れば、気化熱でもう少し涼しくなる???なんてことも思ったので、また次回、試してみたいと思います。
まとめ
どの商品もとても工夫がされていますが、これさえあれば暑さ対策は完璧!というものではなく、あくまで”補助的に”使用するのがおすすめの使い方です。
ドライインナーを着用したうえで、汗だくになった時はシートでさっぱりするなど、うまく組み合わせて使うのが良いと感じました。
ドライインナー | ★★★★★ | 速乾性あり、汗のべたつきを抑え快適 手軽にホテル洗濯できるのも旅行には便利 |
UVメッシュパーカー | ★★★☆☆ | UV加工は嬉しいが、2枚着ることになるので暑い |
使い捨て冷感タオル | ★★★☆☆ | 首に巻けるのは便利だが、冷感は長持ちしない |
衣類用クールスプレー | ★★☆☆☆ | 風が吹くと若干涼しく感じるが、ごく一時的 |
ボディ用ウェットシート | ★★★★☆ | 使用後の爽快感は格別、コスパもよい |
クールローション | ★★★☆☆ | 重さが気にならなければ、さらさら感は断トツ |
最終的に、私のインド旅持ち物リストに加えようと思ったのは以下の2つです。
・ドライインナー ハイネックタイプ
・ボディ用ウェットシート
どれも手軽に試せるものばかりなので、試してみてはいかがでしょうか。
便利グッズで暑いインドの旅を快適にお過ごしください。
それでは、よい旅を!
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