インドの民族衣装といえば、サリーをイメージする方が多いと思います。
とても華やかで、思わず見とれてしまう素敵な民族衣装です。
「せっかくインドに来たなら、民族衣装を着てみたい!」
サリーは着付けが必要なので、旅行者にはハードルが高めです。
手軽に民族衣装を試したいなら、クルタがおすすめです!
私もインドでは、毎日クルタを着て過ごしています。クルタは現地でどこでも購入できるので、ぜひお試しください。
インドの定番民族衣装 サリー
まずは有名な民族衣装、サリーについて紹介します。
サリーは、5-6メートルほどの長~い布です。
ブラウス(トップス)とペチコートを合わせて、ぐるぐると体に巻き付けて着用します。

素材、デザインは色々で、価格もピンキリ。
数百ルピーの普段着用から、結婚式用など10万ルピー以上するサリーもあります。
プリーツを作って、長い布をぐるぐる体に巻きつけて・・・
と、初心者が自分で着るのは、なかなか難しいです。
サリーを着用したら、アクセサリーも準備しましょう。

サリーに合わせるなら、ゴージャスなピアスがおすすめです。
ローカルマーケットなら、2つで100ルピーほどで購入できますよ。

キラキラのブレスレットも合わせたら、インドスタイルの完成です!
クルタってどんな服?
着付けが難しいサリーとは異なり、旅行者にもおすすめなのがクルタです。

両サイドに深いスリットがあり、暑い夏でも涼しく着られます。スリットがあるのでクルタのみでは着られず、レギンスやパンツと合わせて着用します。
クルタはインド以外にも、バングラデシュ、ネパール、パキスタンなどでも着用されています。
パンジャビ、カミューズなど、国によって呼び方が異なります。
クルタはローカルマーケットでの購入がおすすめ
私はインド旅行の際、衣類は1-2着しか持っていきません。
現地のローカルマーケットでクルタを買い、旅行中はクルタを着て過ごしています。
クルタもサリー同様、価格はピンキリです。
デザインや素材によって異なりますが、普段着用なら数百ルピーから購入できます。

テーラーで自分サイズに仕立ててもらうのもよいですが、完成するまでの日数も必要なので、おすすめは既製品の購入です。
旅行者が多く訪れるパハールガンジにもマーケットがあり、たくさんのクルタが並んでいます。
サイズも色々なので、遠慮せずに広げて気に入ったクルタを見つけましょう。
ローカルマーケットに並ぶクルタは、汚れや穴、縫製不良があることも
サイズもバラバラなので、広げて体に合わせてみましょう
クルタを着用することの意外な効果
クルタのちょっと意外な効果として、『詐欺師に声をかけられずらい』ということがあります。
旅行中、日本の服を着ていた友人は「そこは通れない」など声をかけられたそうですが、私はその手の詐欺師に声をかけられたことはほとんどありません。
今まで意識していませんでしたが、クルタを着ることで観光客には見えないのかも知れません。
詐欺師はインド初心者である旅行者を狙ってきますので、服装で予防できるならいいですよね。
(もちろん、油断は禁物です!)
まとめ
インドの民族衣装クルタ、いかがだったでしょうか?
日本にはない柄やデザインも多く、ザ・インド!を手軽に味わえるので、とてもおすすめです。
「派手過ぎて日本では着ずらいな・・・」
と思う方も大丈夫!日本でも着やすいシンプルなデザインもあるので、お店を回って好みのクルタを見つけてください。
両サイドに深いスリットがありとても涼しいので、日本の高温多湿の夏にもおすすめです。
クルタを着ると、一気にインド感が増して旅行が何倍も楽しくなりますよ。
それでは、よい旅を!
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