これまで１０回以上インド旅をしていますが、『病気』になったことは１度もありません。
屋台飯も楽しみますが、流行っていて回転率の高い屋台を選べば、意外と大丈夫です。
でも、水と生野菜には十分注意くださいね。
そんな私ですが、２０２５年４月のインド旅で、とうとう体調を崩しました！
体調を崩す人が多いインド、少しでも参考になればと当時の状況を共有したいと思います。
体調不良！原因はファストフード？！
普段はローカル食堂で食事をすることが多いのですが、その日はこちらへ。
毎回１度はお世話になっており、基本的には安心できる食事だと思っています。
MacDonaldより、私はこっちが好きです。
この日は朝ごはんを食べずにショッピングへ。帰り道にあるKFCでテイクアウトをして、ホテルで食べました。
食べるまでにかかった時間は、１時間程度。
気温４０度の中、２０分ほど歩きましたが、ハンバーガーは特に傷んでいる様子なし。匂いや味も問題ありませんでした。
当日 数時間後：なんかおかしいぞ・・・異変に気付く
美味しく食べた数時間、「あれ…なんかお腹痛いな…」
その後も何度か腹痛と下痢、明らかにいつもとは違う状況でしたが、吐き気や発熱はありませんでした。
一時的なもので薬も必要ないと感じたので、水分だけはしっかり摂取。
夜もお腹が空くことはなく、夕飯を食べずに就寝。
2日目：胃がめっちゃ痛い・・・薬が欲しい
翌日も下痢は続いていました。
そして何より、胃痛が発現。
昨日の食事がそのまま胃に残っている感じで、明らかな消化不良を感じました。
「よし。インド薬の出番だ！」
【Pudin Hara（左）：３０ルピー】
こちらは、インドのTV-CMでよく見かける胃薬。
自然由来の成分で、薬というよりは、胃の不快感を解消する効果が高いように感じました。
服薬すると、げっぷの度にミントの香りが沸き上がります。
日本のブレスケアの強力版のような感じです。
胃のムカムカ感が強かったので、すっきりしてかなり楽になりました。
【Digene Chewable tablets Mint flavor（右）：３０ルピー】
日本のガスピタンのように、かみ砕いて服薬します。胃重感が強かったので、数時間おきに適当に噛んでいました。
こちらも強力な胃薬ではないようですが、消化不良が原因と思われる私の症状との相性は良かったです。
上記の軽い胃薬を服用しつつ様子を見ていました。
胃を休めるため、食事はお昼にスープのみ。水分はしっかりとっています。
３日目：朝からドーサを食べるまでに回復！
前日しっかり胃を休めたこともあり、完全復活！
お腹もすいていたので、朝からドーサを食べました。
朝から2時間ほどの電車移動をしていますが、特に体調不良を感じることはありませんでした。
下痢もなくなり、やはり消化不良かな～と思っています。
明らかに、食中毒系ではないなという印象です。
インドでお腹を壊したときに飲む薬
インドによく行く私は、『名前を知らない友人』がたくさんいます。
歩いていると、「いつ来たの～」と声をかけてくれることも多いです。
「昨日はお腹壊して大変だったよ」
そんな世間話をしていたら、友人がインドの薬を買ってくれました！
「いやいや、昨日だってば…」と思いながらも、せっかくの好意なのでしっかりいただきます。
知らない人からもらった薬や食べ物は、絶対に口にしてはいけません！
薬局に一緒に行って買ってもらったのがこちら、抗生剤とNSAID（抗炎症薬）です。
この他に、経口補水液ORSのジュースとバナナも。
インドの友人いわく、「日本人のお腹は、インドの子供と同じ」だそう。
下痢はほぼ回復していましたが、翌日が帰国だったので念のため服用しておきました。
『Nflox』が抗生剤ですが、下痢に対する抗生剤のようなので今後のために覚えておこうと思います。
ちなみにインドでは、薬は1錠から購入できます。
まとめ
インドの体調不良について記録してみました。
私の場合は幸いにも軽い症状でしたが、インドカレーを食べることができず、旅の楽しみは半減…
日本に20年以上住んでいるインドの友人は、インド滞在中に肉を食べることはないそうです。
理由は、「保管状況が分からないから」と。
いろいろと日本とは環境が異なるインド。
そこが最大の魅力ではありますが、衛生環境については気を付けないとなと改めて感じました。
みなさんも、インド旅ではくれぐれも無理をしないように楽しんでくださいね。
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